命主と身主について
紫微斗数の基本の見方として、「命主星」、「身主星」があります。
■命主星は、「北斗星」、身主星は、「南斗星」が主宰します。
命主星は、命盤の「命宮」に作用し、又、身主星は命盤の「身宮」に作用す
るのが原則になります。
命主星は、主に財産、仕事の象徴とも言われ、身主星は、主に病気、寿命
の象徴ともされています。
命宮、あるいは、身宮に主星が無いような場合では、この命主星、身主星の
影響を強く受けます。
尚、身主星に関しては、以下の二種類の算出法があります。
(台湾においては、配列法②を取る流派がある)
(紫微斗数全書による)
子年生まれ → 火星 (南斗副星)
丑・未年生まれ → 天相星(南斗五星)
寅・申年生まれ → 天梁星(南斗二星)
卯・酉年生まれ → 天同星(南斗四星)
辰・戌年生まれ → 文昌星(南斗七星)
巳・亥年生まれ → 天機星(南斗三星)
午年生まれ → 鈴星 (南斗副星)
配列法②
子年生まれ → 天府星(南斗主星)
丑・未年生まれ → 天梁星(南斗二星)
寅・申年生まれ → 天機星(南斗三星)
卯・酉年生まれ → 天同星(南斗四星)
辰・戌年生まれ → 天相星(南斗五星)
巳・亥年生まれ → 七殺星(南斗六星)
午年生まれ → 文昌星(南斗七星)
命主星の配列
子年生まれ → 貪狼星(北斗一星)
丑・亥生まれ → 巨門星(北斗二星)
寅・戌年生まれ → 禄存星(北斗三星)
卯・酉年生まれ → 文曲星(北斗四星)
辰・申年生まれ → 廉貞星(北斗五星)
巳・未年生まれ → 武曲星(北斗六星)
午年生まれ → 破軍星(北斗七星)
●上記のとおり、身主星の星の配列が、命主星のように順番通り並んでいない
という理由で、従来の配列に異議を唱えているようです。
確かに、紫微斗数全書の記述に全く誤りがないとは言いませんが、創始者
の「陳希夷」氏は、特にこの命主、身主を重要視している点からも、編纂し
た後年の弟子である「羅洪先」氏が、単純に間違えたとも思われません。
従って、私は従来通りの配列でよいと考えています。
尚、上記のような例は他にもいくつかあり、例えば、「庚」の干に付く四化
星について、従来の 「太陽星―化禄A、 武曲星―化権B、 太陰星―化科C
天同星―化忌D」ではなく、天同星―化科C、太陰星―化忌D、とか、
天府星―化科C、天同星―化忌D、あるいは、天相―化忌Dなどがあります。
四化星の取り方は、各流派内で、それぞれ考え方が有るものとは思います
が、欽天四化派では、従来通りとなります。
命主と身主の吉凶
■命主星及び身主星は、前世(過去生)とも関係があるとされます。
命主及び身主は、以下のとおり、坐す宮によって違いがあります。
◎命主及び身主は均しく、吉の宮に坐すことを喜びます。
また、十二長生の長生・帝王の宮に入るのも良いとされます。
もし、陥地(主星の輝度が暗い宮)にある場合は、財産が多いときは寿命
を損ない、反対に財が少ないときは寿命を延ばすとされます。
◇命主あるいは身主が、命宮・遷移宮にある人は、貴人に会うことが多く、
色々と配慮を受けられるとされます。
◇命主あるいは、身主が官禄宮・財帛宮にある人は、富貴があります。
◇命主あるいは身主が兄弟宮・奴僕宮にある人は、他人の幇助を受けること
ができるとされます。
◇命主あるいは身主が、悪曜(火星・鈴星・陀羅星・化忌星)と同宮する人
は、結婚運が好くないとされます。又、多病多災の傾向があります。
◇命主あるいは身主が、福徳宮にあり、福徳宮に凶星(四殺星)がない場合
には、清で、福を享受できるとされます。
◇命主と「孤辰星」が同宮する人は、親友を得るのが難しいとされます。