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欽天四化の具体的な見方(39)

  • 2024年11月23日

命主と身主について

紫微斗数の基本の見方として、「命主星」、「身主星」があります。

■命主星は、「北斗星」、身主星は、「南斗星」が主宰します。

 命主星は、命盤の「命宮」に作用し、又、身主星は命盤の「身宮」に作用す

 るのが原則になります。

 命主星は、主に財産、仕事の象徴とも言われ、身主星は、主に病気、寿命

 の象徴ともされています。

 命宮、あるいは、身宮に主星が無いような場合では、この命主星、身主星の

 影響を強く受けます。

 尚、身主星に関しては、以下の二種類の算出法があります。

(台湾においては、配列法②を取る流派がある)

(紫微斗数全書による)

子年生まれ   → 火星  (南斗副星)

丑・未年生まれ → 天相星(南斗五星)

寅・申年生まれ → 天梁星(南斗二星)

卯・酉年生まれ → 天同星(南斗四星)

辰・戌年生まれ → 文昌星(南斗七星)

巳・亥年生まれ → 天機星(南斗三星)

午年生まれ   → 鈴星  (南斗副星)

配列法②

子年生まれ   → 天府星(南斗主星)

丑・未年生まれ → 天梁星(南斗二星)

寅・申年生まれ → 天機星(南斗三星)

卯・酉年生まれ → 天同星(南斗四星)

辰・戌年生まれ → 天相星(南斗五星)

巳・亥年生まれ → 七殺星(南斗六星)

午年生まれ   → 文昌星(南斗七星)

命主星の配列

子年生まれ   → 貪狼星(北斗一星)

丑・亥生まれ  → 巨門星(北斗二星)

寅・戌年生まれ → 禄存星(北斗三星)

卯・酉年生まれ → 文曲星(北斗四星)

辰・申年生まれ → 廉貞星(北斗五星)

巳・未年生まれ → 武曲星(北斗六星)

午年生まれ   → 破軍星(北斗七星)

●上記のとおり、身主星の星の配列が、命主星のように順番通り並んでいない

 という理由で、従来の配列に異議を唱えているようです。

 確かに、紫微斗数全書の記述に全く誤りがないとは言いませんが、創始者

 の「陳希夷」氏は、特にこの命主、身主を重要視している点からも、編纂し 

 た後年の弟子である「羅洪先」氏が、単純に間違えたとも思われません。

 従って、私は従来通りの配列でよいと考えています。

 尚、上記のような例は他にもいくつかあり、例えば、「庚」の干に付く四化

 星について、従来の 「太陽星―化禄A、 武曲星―化権B、 太陰星―化科C

 天同星―化忌D」ではなく、天同星―化科C、太陰星―化忌D、とか、

 天府星―化科C、天同星―化忌D、あるいは、天相―化忌Dなどがあります。

四化星の取り方は、各流派内で、それぞれ考え方が有るものとは思います

が、欽天四化派では、従来通りとなります。

命主と身主の吉凶

■命主星及び身主星は、前世(過去生)とも関係があるとされます。

 命主及び身主は、以下のとおり、坐す宮によって違いがあります。

◎命主及び身主は均しく、吉の宮に坐すことを喜びます。

 また、十二長生の長生・帝王の宮に入るのも良いとされます。

 もし、陥地(主星の輝度が暗い宮)にある場合は、財産が多いときは寿命

 を損ない、反対に財が少ないときは寿命を延ばすとされます。

◇命主あるいは身主が、命宮・遷移宮にある人は、貴人に会うことが多く、

 色々と配慮を受けられるとされます。

◇命主あるいは、身主が官禄宮・財帛宮にある人は、富貴があります。

◇命主あるいは身主が兄弟宮・奴僕宮にある人は、他人の幇助を受けること

  ができるとされます。

◇命主あるいは身主が、悪曜(火星・鈴星・陀羅星・化忌星)と同宮する人

 は、結婚運が好くないとされます。又、多病多災の傾向があります。

◇命主あるいは身主が、福徳宮にあり、福徳宮に凶星(四殺星)がない場合

 には、清で、福を享受できるとされます。

◇命主と「孤辰星」が同宮する人は、親友を得るのが難しいとされます。